引っ越しをするときご近所の方に挨拶をするとき「いつ?」「誰に?」「何を持って?」伺えばいいのか、頭を悩ませてしまいますよね。
最初に挨拶に伺うことで地域の情報も得られるなど、円滑なコミュニケーションのきっかけにもなります。
「わからないから」「面倒だから」
そんな理由で挨拶をしないなんてことはないようにしましょう。
今回紹介していくことはこの3つです。
- 引っ越しの挨拶をするタイミングと時間
- 引っ越しの挨拶をする家の範囲
- 引っ越しの挨拶の品物は何がいいか
- のしの種類と表書き
引っ越しの挨拶をするタイミングと時間
引っ越しの挨拶は新居で挨拶するのはもちろん、旧居でお世話になった方や近所の方に挨拶するようにしましょう。
旧居でお世話になって人への挨拶のタイミングと時間
引越しの1週間くらい前から遅くても引っ越しの前日までには挨拶しておきましょう。引っ越しの際にトラックや荷物を運んだりとドタバタしますので騒音トラブルにならないようにできれば早めに伝えておいたほうがいいでしょう。
挨拶品を持参すればより印象は良いですが、何も持っていかなくとも問題はありません。
引っ越しの挨拶をする際は朝、夜など忙しい時間は避けてください。
しかし、ご近所さんの生活時間をわかっていればご迷惑にならない時間帯に挨拶に行くのが良いでしょう。
転居先での引っ越しの挨拶をするタイミングと時間
隣近所に新しい住人が引越して来たらどんな人が引っ越してきたのか気になっています。なるべく早い時期に挨拶に伺ったほうが、相手に与える印象もよく、また安心してもらえるはずです。
旧居のご近所さんと違って生活時間もわかりませんので挨拶に行っても留守で会えないということも大いにありえます。そんなときは日や時間帯を改め挨拶に伺いましょう。遅くても一週間以内に挨拶を済ませましょう。
時間帯は昼間から遅くても夕方までに挨拶をしに行きます。
旧居のときと同様、転居先でも引っ越しによる騒音トラブルを避けるためにできるだけ当日に挨拶を済ませしょう。
引っ越しの挨拶をする家の範囲
挨拶ってどこの家まですればいいのか難しいですよね。
戸建ての場合と集合住宅の場合で違いますので分けて考えます。
一戸建ての家の場合
一般的にはお向かいの3件と両隣りの合わせて5件が挨拶をする範囲となります。
今後近所付き合いがありそうな家の裏側に面しているお宅にも挨拶できると良いです。
マンション等集合住宅の場合
直接ご近所付き合いをする自宅の両隣に加え、騒音トラブルになりやすい直上と直下にあたる部屋に挨拶をしておくと良いでしょう。
顔見知りになっておけばトラブルも回避しやすいからです。
加えて管理人さんや大家さんが同じ建物やすぐ近所に居住しているなら、そちらにも挨拶しておくことをおすすめします。
おすすめの挨拶の品
あとは挨拶品を決めてみましょう。挨拶品の予算は500~1000円前後が一般的です。あまり高い品を送るとご近所さんに気を遣わせてしまいますので500~1000円に抑えましょう。必ず消費できるもの、使うものを渡してください。
生活用品
- タオル
- 洗剤
- 入浴剤
- ラップ、アルミホイル
- ごみ袋
- 石けん
これらが定番で無難です。この中でもタオルは既に何回かもらっていてすぐには使わないというお宅もあるので自分だったら必ず使うと思える物を準備するといいと思います。
食品
- コーヒー、紅茶、日本茶などの飲み物
- クッキーやチョコレートの詰め合わせ
- 乾麺(そうめん、うどん、そば)
すぐに食べるとは限りませんので食品は賞味期限の短いものは避けましょう。
以前に住んでいた場所の特産物などは話題作りになるのでおすすめです。
熨斗(のし)の種類と表書き
のしは紅白の蝶結びのものを選びましょう。
のしの表書きの上の部分には、「ご挨拶」又は「粗品」と書きましょう。
下の部分には名前を覚えてもらうために必ず氏名を書きます。
包装紙で包んだ手土産の上から、のし紙をかけます。
まとめ
今回書いたことをまとめました。
- 挨拶のタイミング・時間…旧居の場合は一週間前から前日までに転居先の場合は当日から1週間の間(可能なら当日に)どちらも朝と夜など忙しい時間を避けて挨拶に行きましょう。
- 挨拶をする家の範囲…一戸建ての場合は向こう三軒両隣と裏にあたる家。集合住宅の場合は上下左右の住民
- 挨拶の品…挨拶の手土産は、生活必需品や食べ物であれば日持ちがするものなど、貰った相手が困らないものを基準にギフト選びをします。
- のしの種類…紅白の蝶結びのものを選びましょう。水引上は、「ご挨拶」又は「粗品」と書きましょう。水引下の部分は名前を覚えてもらうために必ず氏名を書いてください。