こんな方におすすめ
- ハムスターが噛む理由がわからない
- 今まで噛まなかったハムスターが急に噛むようになった
- ハムスターが噛まないようにしたい
ハムスターが噛み付いてくる理由と対策
間違えて噛み付いている
ハムスターは視力があまり良くないため、主に音や嗅覚を使ってモノを認識しています。
手に食べ物の匂いがついているときは、ハムスターが食べ物と間違えて噛んでしまっている可能性があります。
また、ハムスターを飼って間もないときは、飼い主さんのニオイに慣れていないので、興味本位で噛んでしまうこともあるので覚えておきましょう。
人間を警戒している
身を守ったり縄張りを死守しようとするときにハムスターは噛みつくことがあります。
ハムスターに噛まれるというのは飼い始めの頃に多く、まだハムスターに信用されていない証拠です。
飼い始めはハムスターを触ったり、頻繁に構ったりすることは控えて、ハムスターに今の環境に慣れてもらいましょう。
また、ハムスターが飼い主さんや環境に慣れてきたとしても、ハムスターから見えない頭上や背後から触ることで噛まれてしまうこともあるので注意しましょう。
ハムスターを飼っている中で「自分は警戒されているな」と感じる方は下記のことを参考にしてください。
ポイント
- 飼い主さんのニオイに慣れさせる
- 触るときはハムスターの視界に入る位置からゆっくりと
- 音やニオイに注意する
動物性タンパク質が不足しているとき
動物性タンパク質が不足していると、動物の肉を食べようとして人間の手を噛むことがあります。
気が向いたときでいいので、動物性タンパク質をハムスターに与えるようにしましょう。
そこで、おすすめなのが「ミルワーム」です。生きている虫をハムスターに与えるのに抵抗がある人は乾燥ミルワームというものもあります。
どちらも購入したことがあるのですが、飼っているハムスターは乾燥ミルワームよりも生きているミルワームを好んで食べていました。
縄張り意識が強い・本能的に噛んでいる
ハムスターにも個体差があり縄張り意識が強い場合は、どうしても噛んでしまうことがあります。
そうした場合は、ハムスターの縄張りの外であるケージの外で触ることを検討するといいでしょう。
また、ハムスターを触るときは噛まれるものだと割り切り、軍手をして触るなどの工夫をしてみるのもいいでしょう。
飼育環境が悪い・ストレスを感じている
ハムスターは大きなストレスを感じると不安や警戒心が高まり、噛むことがあります。
今まで噛むことがなかったハムスターが急に噛むようになったという場合は、飼育環境やストレスを与えていないか疑いましょう。
様々な要因が考えられますが、まずは下記の項目を確認して、当てはまる項目がある場合は改善させてみましょう。
ポイント
- ケージは定期的に掃除してますか
- 部屋の温度は適温ですか
- 音や騒音はありませんか?
- ご飯を与える量は適量か
ハムスターに噛まれたらどうするか
ハムスターに噛まれたときの対処法ですが、甘噛みされたときは特に対処する必要はありません。
対処が必要なのは、ハムスターに噛まれて出血をしてしまったときです。そのときは傷口を洗い、消毒液で消毒を行いましょう。
傷口は絆創膏でしっかり覆ってください。
その後、様子を見て少しでも体調の悪化がみられた場合はすぐに病院に行くことをおすすめします。
また、ハムスターに噛まれてアナフィラキシーショックを起こしたという症例もあるようですので、覚えておきましょう