目次
- スペシャルウィークのプロフィール
- スペシャルウィーク年表・戦績
- スペシャルウィークの種牡馬時代
- スペシャルウィークのGⅠ級優勝産駒
スペシャルウィークのプロフィール
出典:wikipedia
- 血統:父サンデーサイレンス 母キャンペンガール(マルゼンスキー)
- 毛色:黒鹿毛
- 生年:1995年5月2日
- 死亡日:2018年4月27日
- 生産:日高大洋牧場
- 馬主:臼田浩義
- 厩舎:白井寿昭
スペシャルウィーク 年表と戦績
【1995年】
5月2日 父サンデーサイレンスの元 日高大洋牧場にて誕生する。
母のキャンペンガールはスペシャルウィークを産んでから5日後8歳で亡くなってしまいます。
【1997年】
11月26日 阪神の新馬戦(1600メートル)で武豊を鞍上にデビューし勝利
【1998年】
1月6日 京都競馬場で行われた白梅賞に出走するが、アサヒクリークにハナ差2着に敗れる
2月8日 きさらぎ賞(GⅢ)で勝利
3月8日 弥生賞(GⅡ)でセイウンスカイとキングヘイローを下し勝利
4月19日 皐月賞(GⅠ)に出場し、単勝1番人気となったが、セイウンスカイ(1着)、キングヘイロー(2着)に敗れ、3着
6月7日 東京優駿(日本ダービー)では直線追い通し、2着のボールドエンペラーに5馬身差で勝利した(武豊初のダービー優勝)
10月18日 秋初戦の京都新聞杯(GⅡ)ではキングヘイローをクビ差で抑えて勝利した。
11月8日 菊花賞(GⅠ)でセイウンスカイのレコードでの逃げに屈し2着に敗れる
11月29日 ジャパンカップ(GⅠ)では外国産馬でクラシックに出走が叶わなかったエルコンドルパサーと昨年の年度代表馬のエアグルーヴに次ぐ3着に終わった
【1999年】
1月24日 アメリカンジョッキー(GⅡ)で3馬身差の快勝
3月21日 阪神大賞典(GⅡ)前年の天皇賞 (春) に勝ったメジロブライトを破って勝利した
5月2日 天皇賞(春)(GⅠ)ではメジロブライトの追撃を1/2馬身抑えて勝利した
・陣営は年内引退を発表。凱旋門賞挑戦プランも掲げられた
7月11日 宝塚記念(GⅠ)宝塚記念のファン投票では1位に選出され、スペシャルウィークに次ぐ第2位にはグラスワンダーが選ばれます。
レースではグラスワンダーに3馬身差をつけられ2着に敗れ、凱旋門賞挑戦プランも白紙となりました。
10月10日 休養後、京都大賞典(GⅡ)で復帰しますが、キャリアで唯一の掲示板外となる7着。
その後の調教レースでは500万条件の馬に負け、「スペシャルウィークは終わった」と言われるようになります。
10月31日 デビュー以来3番人気以下がなかったスペシャルウィークですが、この日の天皇賞(秋)(GⅠ)では4番人気となってしまいます。
しかし、このレースでスランプを脱し、スペシャルウィークはレコードで快勝。史上3頭目の天皇賞春秋連覇を達成します。
11月28日 続くジャパンカップ(GⅠ)では昨年の覇者エルコンドルパサーを凱旋門賞で破ったモンジューを含む、計7頭の外国馬が参戦しますが、これを寄せ付けず完勝します。
12月26日 引退レースの有馬記念(GⅠ)宿敵グラスワンダーとの対決。体勢はスペシャルウィークが有利であり、勝利を確信した武豊はウイニングランを行った。しかし写真判定の結果、首の上げ下げの差でわずか4センチ差で2着に敗れていたことが判明する。
スペシャルウィークの種牡馬時代
スペシャルウィークは引退後は種牡馬入りし、北海道の社台スタリオンステーションに繋養され、数々の名馬を排出します。
日本の優駿牝馬やアメリカのアメリカンオークスを制した「シーザリオ」。
GⅠで6勝をあげ、当時の牝馬獲得賞金記録を更新した「ブエナビスタ」等が挙げられます。
2017年2月3日、17年に及ぶ種牡馬生活を引退し、生まれ故郷の日高大洋牧場で余生を送ります。
スペシャルウィークのGⅠ級優勝産駒
- 2002年産 シーザリオ(優駿牝馬、アメリカンオークス、フラワーカップ)
- 2006年産 ブエナビスタ(ジャパンカップ、天皇賞(秋)、優駿牝馬、桜花賞、ヴィクトリアマイル、阪神ジュベナイルフィリーズ、京都記念、チューリップ賞)
- 2007年産 ゴルトブリッツ(帝王賞、アンタレスステークス2回、マーキュリーカップ)
- 2008年産 ローマンレジェンド(東京大賞典、エルムステークス2回、みやこステークス)
- 2011年産 トーホウジャッカル(菊花賞)